だーすのアレやコレや

認定NPO法人フローレンス所属。金沢でリモートワークをしています。リモートワーク・複業・金沢での生活についてブログに書いています。。

危機感がゆえに始めた「複業」

だいぶご無沙汰しています、だーすです。

実はひっそりと2018年の4月から働き方を少し変えました。

週4日フローレンスでリモートワーク、週1日金沢でリアルな現場で働く、という組み合わせです。

ということで、今日は「複業」の話です。

 

 

◆きっかけは「危機感」からだった

普段は東京のNPO法人フローレンスの仕事をリモートワーク で行っています。

朝起きて、PCの前に座り、ネットに繋ぐと、すぐ東京の仲間たちと仕事をスタートすることができます。

通勤はありません。ランチは基本一人です。

会話が必要なときはチャットや電話やビデオ会議を使います。

ものすごく集中できる環境で仕事ができます。

(「なんかもうこれだけでムリ」という方もいるかもしれませんが、私の性格的には大丈夫です。残業なく、サクサク仕事が進むのでとても良いです。笑)

東京の仲間とは雑談もするし、やり取りの中で声を出して笑うこともあります。

リモートワークという働き方に、不満はありませんでした。

 

そんなある日、夫と話していてこの働き方に「危機」を感じました。

 

金沢の企業に勤める夫は当然ながら毎日オフィスに出勤し、仕事中に車移動をし、社外の人と会い、という生活をしているので、いろんな金沢の話を知っているんですよね。

「◎◎でランチ食べたらうまかった」

「今度■■ってイベントに行きたいんだけど」

「〇〇さんって人と知り合ってすごい意気投合した」

という夫の様子を見て、思ったのです。

 

「私このままだと家にいてばっかりになって、金沢のことを何も知ることができない、人脈が広がらない!」と。

 

また、金沢でフローレンスの仕事をしているのに、フローレンスのことを知ってもらう場すらない、ということも、フローレンスにとって良くないのではと思いました。

 

◆金沢を知るには?人のつながりを得るには?

それからというものの、自分の今の状況を脱するには何が一番良いのか、悶々と考えました。

単に金沢を知るだけであれば、日々外でランチしたり、散歩したり、遊びに行ったり、それだけで自分の知識としては増やすことができます。

でも、そこからお店の人と深くつながったり、新しいことをしようと思った時に一緒に動ける仲間を作るには、それだけでは足りない。

そういうつながりは「仕事」を通して得るのが一番いいんじゃないかという思いに至りました。

 

 

ということで、いろいろな検索や情報収集を経て、出会った企業が、金沢でゲストハウスや一棟貸しの宿を経営をしている「(株)こみんぐる」さんです。

 

出会ったきっかけのWantedlyの記事を貼っておきます。

(こちらでの募集はストップしていますが、現在もスタッフは募集中です)

 

週1日程度という少ないコミットなので、何ができるかを相互に模索した結果、現在は宿泊施設経営のバックオフィス業務を担当させていただいています。

 

 

また、こみんぐるさんでの働き方を模索している間にも、「もっと『伝わる文面』を書けるようになりたい、自分の考えを発信する力をつけたい」という思いから、単発のライタースクールにも行きました。(reallocalというメディアを主宰している安田洋平さんのライタースクールです。)

 

 

このスクールの受講をきっかけに、reallocal金沢での執筆機会もいただくことができました。

(まだまだひよっこなのでこれから精進します)

 

ということで、現在はフローレンスの仕事のほかに、こみんぐるさんでのバックオフィス業務、reallocal金沢でのライター業務という複業をしています。

 

◆お金目的ではなく、「自分の何を伸ばしたいのか」をもとにした複業

今回のこういった働き方の見直しにあたって考えたことは「自分は何を伸ばしたいのか」ということでした。

(何が足りないか、を考えると、あれもできないしこれもできないし…とどんどん二の足を踏んで前に進めないタイプです、私)

 

「金沢に対する知見を深めたい」

「金沢での人脈を広げたい」

「フローレンスの事業を金沢の人にも知ってほしい」

 

といったところから考えはスタートしましたが、仕事につなげていこうとしたあたりで、

 

「これまでのスキルを応用して何かできないだろうか」

「これの目標を達成するには何をすると近づけるのだろうか」

 

みたいなことを考えるようになり、結果、複業になっていた、という感じです。

 

そして、いざ複業状態で始めてみると、「そんなことが?」ということが(今の職場では活きなくても)他の場所で輝く可能性は存分にあるんだと、気づきました。

 

「副業解禁」がブームの昨今ですが、副業として働きたい人を採用をしている会社はまだ多くはありません。

でも、企業で培われたスキルを求めている「場所」は世の中にたくさんあります。

「場所」は会社だけではありません。町内会のような地域活動や保護者会・PTAなどもそういうスキルを活かせる「場所」だと思います。

 

自分にはどんな強みがあるのか。

自分は何のスキルを伸ばしていきたいのか。

何を結び付けていきたいのか。

 

といったかんじに、「強みを認識し、それを言語化しておくこと」、「強みを生かせる場所がないか、アンテナを高く張っていること」が、複業への第一歩なのかなと感じています。

 

なんだか長いつぶやきみたいになってしまいましたが、今日はこの辺で。。

メディア掲載履歴(2017年度)

2017年度に取材いただいた記事、自分で書いた記事をまとめています。(随時更新)

 

取材いただきました

■働き方メディアFledge

2017.11.17

リモートワークについて取材いただきました!

fledge.jp

 

金沢市移住ポータルサイト

移住者インタビューが掲載されています。

移住の経緯や働き方についても語っております。

www.kanazawa-iju.jp

記事を書きました

■フローレンスNEWS

2018.2.19

職場のオウンドメディアにてロボット出社について記事にしました。

(ちなみにいまは「Double」での出社は行っていません)

florence.or.jp

 

今年の大雪から「働き方」や「ルール」を見直そう

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どうも、金沢在住のだーすです。

この冬、北陸地方は酷い雪に悩まされました。

 

例年の6倍もの積雪量だったそうで、金沢では平成の積雪記録更新まであと1㎝というところまで積もりました。

 

街じゅうが、「仕事どころではない、雪かきが仕事だ」という状況で、体を痛めた人も多かったのではないでしょうか。

 

子どもの頃は、大雪が降るとその非日常感にワクワクしたものですが…。

しかし、大人になった今、仕事や家庭に多大な影響を及ぼす大雪に結構苦しめられます…。

特に今回の大雪は、非常時への対応力を試されているかのような日々でした。苦笑

 

 

 

さて。

そんな、大雪対応が落ち着いたら、特にオフィスワークの方には考えていただきたいのが「災害レベルの気象状況に、今後どう対応するのか?」ということです。

 

 

大雪のあの日々を振り返ろう

今回の大雪、事前に天気予報でも声高に「平野部でも60~80㎝の積雪が予想される」「不要不急の外出は避けるように」といったアナウンスがありました。

 

 

ですが、どんなに雪が降ろうとも、多くの社会人が、通常通り出勤せねばと、一生懸命だったと思います。

 

でも今回は

「そもそも車出せないから出社できない」

という次元まで降り積もりました。

 

それも1日だけではなく、2~3日家から出られないとか。

通勤途中に何度もスタックしたとか。

もうとにかく 日常生活が成り立たないレベルでした。

 

しかし、

「いやー、こういう大雪の日は人の優しさが身にしみるよね。見知らぬ人に車押してもらってなんとか出社したわ」

といった声も聞かれます。

 

もちろん、そういう助け合いは重要だし、そういう状況で助け合わない方がムリな話だと思うのですが、ただ、冷静に考えてみてほしいんです。

「そうまでして出社する必要あったん?」

と。

 

雪に慣れている地方だからこそ、雪ぐらいで会社を休みにすることなんてできない、といった気持ちになるのもわかります。

でも、今回、仕事らしい仕事をできた人はどれくらいいたのでしょうか?

仕事に使える可処分時間は、一体どれだけだったのでしょうか?

家から出られなくて仕事に来れなかった人は欠勤(あるいは有給休暇)扱いで、ヒィヒィ言いながら出社して、でもほとんど仕事にならなかった人は出勤扱いになるのでしょうか?

 

……なんか、おかしくない…?

 

『非常時』と判断するルールはあるか??

真面目な社会人たちが大雪でも頑張って出社した理由のひとつに、「非常時であると判断するルールがなく、指示もなかったので通常通りやるしかなかった」というのがあったと思います。

 

ということで、今回に学んで、非常時の働き方のルール、制度などを整えることをおすすめします。

非常時のルールや制度の作り方。

ここは雪に不慣れな東京に学びます。

 

weathernews.jp

business.nikkeibp.co.jp ※こちらは2016年の記事です

 

今年の冬、東京でも積雪があり、企業によって様々な対応が取られました。

気象庁が発表する予報で、東京都心に5㎝以上の積雪予報が出たら在宅勤務を推奨する」

「大雪警報が出た時点で帰宅命令を出す」

といった感じです。

私の務めるフローレンスでも、

「(積雪5㎝以上の予報が出ると電車に遅れが発生するため)病児保育の開始時間を9:00以降に遅らせる」などのルールがあります。

 

こういった異常気象時に、これまでは場当たり的に対応してきたのであれば尚更、ルールを明文化してみるといいと思います。

そして、1つルールができれば、大雪だけではなく、台風などにも応用が可能です。

 

自社だけではなく、社会のためにもルールを作ろう 

「いや、でも、うちだけそんなルール作っても、お客様との約束もあるし…」という声も上がりそうなので、もう一つ言っておくと、こういったルール作りは自社のためだけではありません。

 

社会のためです。

 

例えばA社が「私たちは大雪などの異常気象時は在宅勤務を推奨します。ご理解ください」というルールを作り、打ち出します。

するとA社の子会社のB社も「では我が社も…」と足並みを揃えるかもしれません。(良い施策は他社にも波及していきます)

 

A社の社員は異常気象時に無理して出社しなくても良くなったので、社員は在宅で仕事をします。

いつもは車で出勤していますが、渋滞に巻き込まれることも、事故を起こす可能性も下がります。(何より渋滞原因の一員になっていません)

在宅勤務では仕事に割ける可処分時間が増えるので、集中して仕事を進めることができます。

 

当然、A社の社員は地域の住民でもあるので、近隣で困っている高齢者の方のヘルプをすることができます。

在宅勤務中は子どもを保育園に預けていますが、お迎えも早く行けるので、保育士さんも助かります。

 

A社がルールを定め、それを世間に周知し、社員がそれを守ることで、これだけ社会に還元することが出来ます。

これって結構大きなことではないでしょうか?

 

※実際に、東京の積雪時に在宅勤務ができた人たちの声が下記にまとまっていたので載せておきます。

togetter.com

 

 

……と、いうことで。

 

 

今回雪に悩まされた社会人の皆さんは、ただ単に、

「いやー、今年の雪、まじで大変やったね!」

と言うにとどまらず、今後の対策として、働き方やオフィスルールの見直しをしていただければと思います。

 

 

そいではまた!

地方こそWEB会議ガンガンやってほしい件

だいーーーぶ前ですが、こんなツイートをしました。

 

と、いうことで、今回は地方×WEB会議の可能性について、考えてみました。

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よくリモート飲み会で使用するWEB会議サービス「Appear.in」。任意のURLを発行して、そこにアクセスすればすぐに会議を始められる。



「それってほんとに行く必要あるの?」

と、突っ込みたくなるような打ち合わせや約束、周りでもありませんか。

以前、Aさん(金沢市内の企業にお勤め)と話していて、ぶったまげたことがありました。

 

Aさん(以下、A)「今日はこれからアンケート結果を取りに能登まで行くんですよ」

私「え、能登って、金沢から2時間くらいかかるじゃないですか。それって絶対今日取りに行かないといけないんですか?」

A「いえ…」

私「それ「宅急便か郵便で送って」って言うのはだめなんですか?」

A「うーん、そうしたいんですけど、先方が「宅急便とかだと何かあっても困るから…手渡しで」って感じなんですよ」

私「え?…え??……え???宅急便のほうが追跡も出来るし良くないですか?

しかも今日めちゃめちゃ天気悪いし...…(道中に使う)のと里山海道って事故多いので有名だし、こういう日は長距離運転避けたほうが事故のリスクないんじゃ……?」

 A「そうなんですけどね…でも前の担当者は、毎回わざわざ受け取りに行ってたんですよ」

私「うーん…。そもそもそのアンケート、紙である必要あったんですか、もっとWEBフォームとか使えばいいのに…紙のアンケートでこれからExcelに打ち込んで集計するんですよね?」

A「そうそう、手集計です」

私「(ひえぇぇぇぇぇぇ…)」

 

 

金沢~能登の往復4時間、車で行く、アンケート取りに行くためだけに…。

いや、今思い出しただけでも震える…。

 

まだ電車だったら、ノートPCがあれば電車内で仕事もできるんですが、自分が運転するとなったら本当になにもできません。

なんて生産性が低いんだ…と衝撃を受けました。

でも、そんな話は珍しくないようです。

特に車社会の地方では。

 

 

「会って話すほどのこと」?

とはいえ、別に全部の打ち合わせで「対面でやるなんて意味ない」と言いたいのではありません。

対面コミュニケーションがいい場面もいっぱいあります。

 

「商談で初めて会う」

「納品後の商品の状況を見る」

「サンプルなど実物を見せたい」

中途採用の面接だ」

など、Face to Faceだからこそ、「分かるもの」「感じること」があるでしょう。

 

でも、絶対対面じゃなきゃだめだ、ということもないはずです。

(面接や採用説明会をSkypeなどで行う企業はたくさんあります)

 

AさんがBさんの拠点に赴く。

それは「Aさんが時間をかけてBさんに会いに行く」ということです。

Bさんにとっては、「Aさんが時間かけて会いに来る」ということです。

もっと言うなら、「Aさんの1日8時間という就業時間のうちの2分の1である4時間をかけて会いに来る」ということです。

 

たとえ、"顧客と取引先"の関係だったとしても、本当にAさんの時間をもらうほどのことなのか、Bさんは考えているでしょうか。

(多分考えていないから「往復4時間かけてアンケート取りに来て」って言えるんですよね…)

 

「会いにも来ないやつと仕事はできない」

 なんてことを言う人は、直接会わなくてもできることと、直接会ったほうがいいものの区別がついていないように感じます。

 

昔は交通費、今は人件費と連動するWEB会議

昔はWEB会議というよりは、「テレビ会議」というネーミングで、そういうのは『海外拠点がある企業が導入しているもの』、そして『高価なもの』という感覚だったかと思います。

頻繁に現地に赴いていたら飛行機代だけでとんでもないお金がかかるので、テレビ会議は通信費が高くついても飛行機代よりはマシ、ということで、重宝されていたことでしょう。

しかしいまや、テレビ会議は進化を遂げ、「インターネット環境さえあれば無料で出来るもの」になりました。

そうなった今、比較すべきは飛行機代などの出張交通費ではありません。

働く人の労働時間、すなわち人件費です。

 

往復4時間かけてアンケートを取りに行き、運転していた時間分を補うべく、4時間残業していたら、もう何をしているやら……という感じです。

Aさんにとっては「1日8時間のなかで何をすべきか」を考えたら。

Bさんにとっては「Aさんにもっと効率よく働いてもらうにはどうすべきか」を考えたら。

もっとアンケートの回収&集計という仕事のやり方は他にもあるはずです。

 

「前の人がそういうやり方をしていたから」

「会社の慣例なんですよね…」

というものは改めて見直す必要があります。

前の担当者と、あなたは別人だからです。

 

同じやり方が向いているかどうかは、再考するべきではないでしょうか。

(別に同じやり方で合ってたらそれはそれでいいと思います)

 

WEB会議を導入したら、もっと渋滞や事故は減らせるんじゃないの?

最後に。

WEB会議を導入すれば、渋滞や事故が減らせるのでは、という仮説について。

 

朝の通勤ラッシュ、夕方の帰宅ラッシュの時間はもちろんなのですが、車社会では渋滞がつきものです。

「◯時に◆◆に行かなければならない」という状況も、余裕があればいいのですが、時間が差し迫っていたりすると焦る気持ちから事故のリスクも高くなります。

長時間の運転や、悪天候の影響で事故の可能性も増します。

でもその訪問をWEB会議に置き換えられたなら、渋滞に巻き込まれることもないし、渋滞の一員になることもないし、アポの時間に間に合うように急ぐ必要もないのです。

 

時間を効率的に使えて、諸々のリスクを抱えることもない。

ありじゃないですか?WEB会議。

 

 

いままで「会ってナンボ」と思っていた打ち合わせや面接。

WEB会議に出来ないか、ぜひ地方で働く人こそ考えていただきたいです。

 

 

ということで今日はこの辺で。

 

「ほぉ…、ここが新しい石川県立中央病院か…」

てぃ先生かよ!」

というツッコミはさておき…。

 

↓参考 

ほぉ…、ここが ちきゅうの ほいくえんか

ほぉ…、ここが ちきゅうの ほいくえんか

 

 

 

先日11月26日(日)に開催されました、新しい石川県立中央病院(通称:県中)の内覧会に行ってきました。

※個人的に興味のある小児科&産科が中心です。

 

エントランスからして…駅?

県庁裏の駐車場からシャトルバスに乗り、やってきました。新『県中』!

えーっと、エントランスからしてオシャレ…というかなんとなく金沢駅っぽい…。

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さすが県立。さすが中央病院。無い科を探すほうが難しい。。

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受付&会計。

ウッディな壁面に濃紺の壁。シックだなぁ。。。f:id:suda-12:20171126160033j:image

頂いた見学ルートのリーフレットを元に、1階から順に見学をしていきます。

 

小児科がかわゆい!

まずは1階の小児科。

小児科といえば、クリニックでもよく「アンパンマン」だったり「妖怪ウォッチ」だったり、画用紙で保育士さんが作ってくれた手製の壁面飾りがよく登場します。

あと、製薬会社が提供している間違い探しつきのカレンダーとか。

新『県中』の小児科は、あらかじめかわゆいアートワークで彩られておりました。

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壁面アートは四季に合わせてパネルが変わるそうです。

この日は「秋」。

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天井壁画には石川県の鳥「トキ」が飛びます。

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ひゃくまんさんも気球に乗って飛んでいきます。

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芸が細かいですね。。。

(この写真、何度直しても縦に貼られる…!きぃい!!)



新『県中』にはこれまでなかった喫茶コーナーが!

ドトールが入るそうです。

(こういう空間を見ると「仕事できそう」と思ってしまう私…。職業病でしょうか…。)

患者さんの憩いの場になること間違い無しです。

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病児保育室もあるんだよね!!

県立中央病院には病児保育室「ひよこ」があります。

私も1度利用したのですが、旧病棟のほうにあるのは、小児科から離れたところにあり、だいぶ迷いました。

今度は小児科(1階)の近くかな…?と期待したのですが、、、2階のすみっこでした(´;ω;`)ちーん

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2階売店(セブンイレブン)、レストランの更に奥。

ガラス扉に仕切られて、隔離感があります。

この扉…ベビーカーには優しくない…。

 

この病児保育室「ひよこ」は利用にあたって、県立中央病院の小児科医の診察が必須なのですが、診察後に更にここまで連れてくるのか…と思うとちょっと使いづらい印象。。。

でもあえて診察の空間と話すことで、他の病気の感染リスクを避ける、とかそういう目的があるんでしょうね。

 

いつか頼る日がやってくる。お世話になります、病児保育室…。

 

小児病棟もファンシー♡

小児病棟は4階。

入院が必要になった際には、ここに入ることになります。

壁面装飾が小児科と同じように動物いっぱいでかわゆい。

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小児病棟の天井は太陽さんでした。

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個室の病室が連なっていますが、全室シャワー&トイレ付きです。

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こ、これはあれですよね…24時間親帯同っていう時に使う用ですよね…。。

 子どもの入院、ないに越したことはありません。。。

 

これはまさしく『コウノドリ』の世界…産科&NICU&GCU

 小児科の次に興味があると言えば、やはり産婦人科

息子を妊娠中、35週で母体搬送となり、正産期直前に総合病院に転院になったことは忘れられません。。

初めての出産で見知らぬ病院に転送されるなんてゆめゆめ考えておらず...。

「ちゃんと周産期医療センターとかがどこにあるべきか、知っておくべきだったわ…」

というのが私の反省でした。

 

ということで、念のため産科もチェック!

産科・新生児科は4階に診察室があります。

 

新生児集中治療室(NICU)、新生児治療回復室(GCU)を含めた「総合母子医療センター」が見学ルートに入っていました。

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今はがら~んとしてますが、ここに保育器が入り、新生児科の先生や看護師さんたちが詰め、一刻を争う赤ちゃんの命を守るのか……。

まさしく『コウノドリ』の世界です。。

(もう脳内では「Nに連絡!」「はい!」みたいな『コウノドリ』のシーンを妄想)

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ちなみに分娩室は陣痛・分娩・回復までを1室で済ませられる、LDRでした。(中の様子は今回見れず。。)

いやー、あの陣痛中に分娩台に上がれっていうあれ、酷なんだよね…。

いいな、LDR…。。。

 

よし、これでいつ搬送されても大丈夫…!(いやよくはないけど)

その後にも手術室、屋上庭園、病室などを見学し、たっぷり見学させていただきました。

配色・装飾など、は全体的に「ザ・いしかわ」感満載の病院です。

 

病院というのは、お世話になることが少ないほうが良い場所ではあります。

ですが、いざ身内や自分が入院する、というときに「ああいう場所だ」と知っているかどうかで、安心感が違うなあと思いながら、今回見学さていただきました。

 

最新の設備が整った手術室、ドクターヘリ、4人部屋でもすべての個別空間から外の景色が見える病室、などなど、様々な最新の医療や工夫が凝らされた石川県立病院。

これからの石川の医療を、何卒支えて下さいませ。。

頼りにしています…!

 

そいでは今日はこの辺で。

金沢21世紀美術館で託児ができるだと…!?

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※託児ルームの様子。金沢21世紀美術館のホームページからお借りしました。

 

先日、日曜日。

ちょっと子どもを預けたい用事が入りました。

普段預かってもらっている保育園は、もちろんお休み。

ファミサポは登録したものの、まだ1回も使っていないので、事前面談とかあったらちょっと間に合わない。

 

どうしたものか、、と思ったそんな時。

転入時に頂いた「かなざわ子育て虹色クーポン」の存在を思い出しました。

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「かなざわ子育て虹色クーポン」。届いた時点ですべてのクーポンに息子の名前入り。ハンコなの?印刷なの…??どーなってるの…?


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おおっ!託児ルームがあるではないか!これでいこう!

ということで、今回金沢21世紀美術館の託児ルームに息子を2時間預けました。

 

なんとこの施設。

金沢市民じゃなくても使えるのです。いわんや観光客をや!!

 

21美の託児ルーム、ここがしゅごい…

秋深まる金沢市。観光客も街中にたくさんいらっしゃいます。

ちなみに金沢21世紀美術館(以下「21美」)はどこにあるかというと、ここ。

 

 

道路を渡れば『兼六園』『金沢城公園』もあり、観光スポットど真ん中です。

 

この日も21美にはたくさんの人が訪れていました。

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21美は美術館の屋外にもアート作品が展示されており、公園としての機能も果たしています。

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さて、そんな21美の託児ルームはというと、館内1階。

美術館自体が丸い建物なのですが、その円周に沿うように配置されています。

 

 

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このフロアガイドではちょうど「6時」の位置。21美のWebサイト(https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=9)よりお借りしました



中に入ると、保育ルームの1面は全面ガラス張り。

太陽がさんさんと入ってきて……暑いくらい

なるほど、予約電話で「薄着で来てください」って、、おっしゃってましたもんね。。

 

A4用紙に簡単な連絡事項を記載し、お昼ごはん、着替え、おむつなどを預けます。

背中に名前のシールを貼られた後は、保育者の方におまかせです。

最初は不安げだった息子も、たくさん置かれている絵本の中から、新幹線の本に釘付け。

初めて利用する施設ですが、難なくバイバイできました。

電車のおもちゃもプラレールではなくBRIOを置いているあたり、小洒落ています。笑

 

感動したのは1時間あたりの保育料。

700円です。ファミサポ利用と同額…!!ありがたーーーい!!

 

そして子育てクーポンで最初の1時間が割引になったり…。これは金沢市民使うしかない。

いや、金沢市民じゃなくても一考の価値ありです。

だって、こんな街のど真ん中で観光客も預けてOKな施設なんて、他の街にはそーそーないですよ??

 

※ちなみに料金の詳細は

火~金(18時まで):1歳未満600円/1歳以上500円

金(18時以降)、土日祝:1歳未満800円/1歳以上700円

となっています。予約などの詳しい利用条件は下記をご確認ください。

金沢21世紀美術館 | 託児室

 

 

実は近江町市場にも!

こういった金沢市の託児ルーム、実は近江町市場の「近江町いちば館」にもあるのです。

 

 

こちらは年齢、日時に関わらず、1時間500円。安っ。

ちなみに託児に限らず、親子で遊ぶのもOK。

なので、

一家で遊びに来たけど、じぃじばぁばは疲れちゃってちょっと座りたいわー、孫を遊ばせながら一緒にここで待ってるわ」

みたいなことも出来るのです。

 

※利用条件など詳しくはこちら。近江町ちびっこ広場 

 

子どもの遊び場・託児をうまく活用して金沢を楽しんでほしい!

金沢の観光スポットは、基本的には子どももOKなところが多いとは思いますが、妙立寺(忍者寺)などは小学生未満の拝観がNGのところもあります。

静かなお店や壊れ物がありそうなところにはなかなか子どもを連れて行きにくい…というのも『子連れ旅行あるある』かと思います。

(ちなみに忍者寺、超いいですよ、おすすめです。小学生も楽しいと思う!)

 

また、旅行って言っても、子どもにとっては、

「大声出したらいつも以上に「しーっ!」って怒られた…」

「なぜか行列に並んでなかなかご飯にありつけないし。お腹空いたってさっきからずっと言ってるじゃん」

「なんかあんまり面白くない建物とか入って退屈…」

みたいなストレスを抱えることも。

 

そんなとき、こういう観光スポットにある遊び場や託児施設を利用することで、

 

「見たいところ、満足するまで見れた!」

「いつもの公園とは違うところで遊んで、面白かった!」

と、大人も子どももハッピーな旅行になるかもしれません。

 

これから子連れで金沢に遊びに行こうと思っている方に、入れ知恵しておいてもらえると嬉しいです。笑

 

 

それでは今日はこのへんで。

 

 

※余談※

21美にはベビーカー(A型・B型ともに!)、車椅子の貸出もあります。

子連れに優しい!(しかも混雑している土日でも貸出が残っているという奇跡…。ららぽーとTOKYO-BAYじゃこうはいきませんよ)

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「どこで」じゃなくて「だれと」働くか

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普段仕事に使っているデスク。(いつもはもっととっ散らかっている。。)

 もうすでに1ヶ月前になってしまいましたが……。

 先日10月11日に、リモートワークをはじめてちょうど1年が経ちました。

 

 私が1年半前、金沢移住に伴い、仕事をどうしようかと考えながら

「リモートワーク」

 と検索した時以上に、リモートワーク(あるいはテレワーク)関連の記事は多いし、話の幅も広がっているように見えます。

 

 メリット、デメリット。

 推進派、反対派の意見。

 導入のノウハウ、評価方法、勤怠管理、OJT、WEB会議システム、体験談、費用対効果、生産性…etc。

 

 いろんな切り口で、リモートワークが語られるようになりました。

 

 そんな中、リモートで働いている身として感じていることが、今回のタイトルです。

 

 それは、仕事って「どこで」働くかではなく、「だれと」働くかが大事なんじゃないか、ということ。

 

どこで働くか

 「どこ」という言葉には、『土地』と『職場』の2つの意味があります。

 東京なのか、地方なのか、はたまた海外なのか。

 上場企業なのか、ベンチャーなのか、はたまたNPOなのか。

 

 私は今、東京のNPO×金沢でリモート勤務、という(今は世の中的にも珍しい)組み合わせで働いていますが、こういう働き方はこれから増えていくと思っています。

 

 新卒がNPOに入社するのも珍しくなくなってきています。

 毎日決まったところに出社しなくてもいいという企業も増えてきています。 

 副業(複業)解禁も加速しているので、働く場所が複数になることもありえます。

 そしてネットワークで繋がっていて、世界各地から個々人の家がオフィスとしてリモートワークで働ける、という会社も増えています。

 

 

 「どこで」働くかは、働く人々の将来にとっても、企業が存続するためにも、重要な課題です。

 

  でも、この1年で私はもっと大事な指標があると思うようになりました。

  それが、「だれと」働くかです。

 

だれと働くか

 元々人と喋るのが好きな私は、リモートワークをはじめるにあたって一番心配したのが、「職場の同僚とは真面目な話もアホな話もできなくなること」でした。

 

 それでも、ここで働き続けたいと思ったのには、やっぱり代表をはじめとした、同僚や上長の社会課題を解決する牽引力や、惚れ惚れする仕事っぷりや、キャラの濃さがありました。

 

 「ここでなきゃ知り合えなかった人と、ここでしかできない仕事をすることで、ここ以外でも使えるスキルや考え方が身につく

という環境を、みすみす捨てるわけにはいかなかったのです。

 

 そうして「この人達ともっと働きたい」が、移住後も東京の仕事を続ける理由になりました。

(そして幸いにも、同僚・上長からも「だーすに金沢でもいいから働いてほしい」と思っていただけたので、リモートワークの許可が降りました。ほんとにありがたいことです。。ナムナム)

 

 「リモートワークをしている」と知り合った人に言うと、みんなに聞かれます。

 

 「寂しくないの?」

 「一人で家で仕事なんて、孤独じゃない?」

 「東京の人たちとうまくやれてるの?仕事に支障ないの?」

 

 全く寂しくないといえば嘘だし、うまくやれてるかどうか、支障がないかは、私側だけで判断できるものではないなぁ…と思いつつ、ひとつ言えることがあります。

 

 色んな人と雑談してるから、心の距離は近いのです。

 

 フローレンスでは、『Google Hangouts』『Appear.in』『Chat Work』といったサービスを使い、日々仕事やなんてことない雑談でチャットをしたり、Web会議をしたりしています。

 

 仕事に行き詰まった時、私がよくやるのは、

 「あのー、全くの余談なんですが」

から始まる雑談チャット(たまに愚痴)。

 

 相手は東京オフィスや在宅勤務中の同僚や上長。

 忙しいだろうに、私のくだらなーい雑談チャットに付き合ってくれます。

 本当にくだらない話をして終わることもあれば、業務改善に繋がる話になったり、はたまた対面した時にもっと詳しく話そうと前向きな議論になったりします。

 

 この、オフィス勤務だったときと変わらない感じがチャット上でできるというのは、とてもありがたいことです。

 会話が口頭からチャットに替わっただけなんです。

 

 チャットを通して、「ああ、みんなも頑張ってる。私もこっちで出来ること頑張ろう」と元気や目標をもらえる。

  仕事をシェアし、同じ課題の解決に取り組んだり、アホな話に付き合ってくれたりする同僚とだからこそ、一緒に働きたいと思う。

 

 そういった日々を経て、「だれと」働くかがモチベーションに繋がる職場づくりが、大事なんだと気づきました。

 

 「●●さんが仕事に対してこんな考え方を持っていて刺激をもらった」

 「自分では自信がなかったけど、■■さんに感謝されたことで自分に自信が持てた」

といったように、自分1人では得ることができないモチベーションを仲間からもらえる環境が、仕事には必要だと思います。

 そして、スタッフ一人ひとりが、そういう環境を作ろうという意識が大事なんだと思います。

 

いろんな事情を持って働く人たちとチームワークを築くには

 すでにフローレンス社内には、業務委託の人・週4勤務の人・派遣の人・時短勤務の人・在宅勤務の人・育児中の人・介護中の人…と色んな人がいます。

 っていうか、どの職場でもそうだと思いますが、それぞれカテゴライズしだしたらキリがないくらい、沢山の人がいろんな事情を持って働いています。

 

 そういう、いろんな事情を持った人たちと共に、いかに「チームワーク」を築き、育てていくかが、この先のテーマだなと勝手ながら考えています。

 

 何があればうまくチームとして機能するのか、何が無くなればもっとスムーズに仕事が回るのか――。

 

 目標やビジョンが明確で、そこへの十分なモチベーションがあれば、働く時間も、場所も、雇用形態も、スキルも、いろいろな壁は超えられるのではないか――。

 

 そんなことを考えながら、日々金沢で試行錯誤しながら働いております。

 

 

 ということで、共に働いてくださっている皆様。

 こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

 (皆さんとの雑談が私の生きる糧です。笑)