だーすのアレやコレや

認定NPO法人フローレンス所属。金沢でリモートワークをしています。リモートワーク・複業・金沢での生活についてブログに書いています。。

児童虐待防止のために自分ができることをやってみた

 こんばんわ、だーすです。

 

 先月はじめ、非常に悲しく、心が締め付けられるような事件が発覚しました。

 東京都目黒区に住む5歳の女の子が、両親からの虐待によって命を落とした、児童虐待事件です。

 

 5歳の子が、ひらがなの書き取りを命じられ、覚えたてのひらがなで「おねがいゆるして」と書き残し、息を引き取っていった。その様子は想像しただけで涙が止まりません。

 

 親戚でもご近所さんでもなんでもないけれど、どうにかして救ってあげたかった。

 虐待から守ってあげたかったし、おいしいご飯も食べさせてあげたかったし、温かいお風呂とお布団で寝かせてあげたかった。

 

 でも、どうしてあげることもできなかった。悔しくて、悔しくて、しょうがない。自分の無力さを感じました。

 

 

 ただ、そうこうしている間にも、今この瞬間に虐待を受けている子どもたちがいる。

 助けてといいたいけど言えない状態の子どもがいる、そう思ったら、何かせずにはいられませんでした。

 

 「親子の笑顔を妨げる社会問題を解決する」をミッションに掲げている我が職場・フローレンスでも、『なくそう!こどもの虐待プロジェクト2018』の事務局を設置し、署名キャンペーンを行いました。

 

www.change.org

 

 私も署名にはもちろん賛同しました。

 そして、この事件に対して胸を痛め、なにかできないかと考える人々たちからの署名が、10万筆以上集まり、この署名は厚労大臣や都知事に届けられました。

 

news.tbs.co.jp

 

事件を機に知った、ある重大な問題

 

 さて。

 この署名の中の要望(児童虐待防止八策)の1つにもあるのですが、今回私はこの事件を機に、ある重大な問題が存在することを知りました

 

 支援が必要な家庭が転居してしまい、所在が不明になってしまった際、どのようにその児童を探すのか。

 その答えがFAXだというのです。

 

www.komazaki.net

 

 

 

 もう、この話を聞いた瞬間、

 

「ふぁ、ふぁ、ふぁっくすぅ!?」

 

 と素っ頓狂な声が出るくらい驚きました。

 あの、時々ノイズが入って心底読みづらいし、営業のものも混ざるし、紙に印字しないと読めないあのFAXです。

 

 ない、ない、なさすぎる!

 

 それはないわ、データベース化だわ、IT化に予算つけなきゃだわ、と思った矢先、厚労省が「FAX辞めます」と情報共有の方法について見直しを発表しました。

 

medical.jiji.com

 

 っておーーーい!メーリングリストかーい!(*`Д´)⊃

 と突っ込まざるをえない内容。。。

 

 メーリングリストでは、データの蓄積には向かないし、分析して傾向を見て対策を練る、といったことにも使えません。

 

 さほど急ぎでないものならよいのですが、児童虐待という一刻を争う情報共有にメーリングリスト……それはそれは……大変ヤバそう…。

 

 そんなとき、サイボウズ株式会社の社長の青野さんが鶴の一声をつぶやきました。

 

 

 

 それに対して私、瞬発的に

 

 

 と呟きました。

 すると、以前金沢市働き方改革セミナーで知り合ったサイボウズ社長室フェローの野水克也さんが反応してくださったのです。

  

 

 ……キタコレ!!!!

 これはもう、やるしかない。

 

 

 悲しいニュースに胸を痛めて、涙して、苦しいからってニュースを見ないようにしてたってなにも変わらない。一人も救えない。

 

 動こう。

 

 ということで、今まで政治や行政からはそんなに近いところにいなかった私が、「日ごろ業務でkintoneを使っているから、kintone構築でもなんでも、できることあったらやりたい」という気持ちから、アクションを起こすことになりました。

 

 

ハッシュタグ「#児童虐待に取り組まない議員を私は支持しません」の存在

 

 いざ、アクションを起こそうと思っても、児童相談所の職員の方と知り合いなわけでもなく、業務内容を熟知しているわけでもありません。

 

 さて、どこから手を付けたものだろうか…。

 そう思った瞬間に、あるハッシュタグの存在が頭に浮かびました。

 Twitterに流れていた「#児童虐待に取り組まない議員を私は支持しません」です。

 (ちなみに「#児童虐待問題に取り組む議員を支持します」というタグもあります)  

 

 そういえば私、このタグを初めて見たときに、昼休みをぶっ潰して金沢市市議会議員さんたちを調べたんでした。

 

 

 あの、ぶっちゃけますが、市議についてリサーチなんて、いままでやったことありませんでした。(市議会だよりは目を通すけど、だれが何を掲げて活動しているのかとか、日常的には気にしていませんでした…選挙の前なら調べるんだけど…はい、すいません…)

 ホームページを持っていなかったり、更新が止まっていたり(Facebookに移行しているのかもよくわからない…)、と、市議にもいろんな方がいらっしゃるのね…という状況の中、

 

 

 唯一、今回の児童虐待事件を受けて、行動を起こしている方がいらっしゃいました。

 熊野盛夫金沢市議です。

 ブログにて、児童相談所に訪問されたとの報告が載っていました。

 

kumanomorio.com

 

 

 ということで、ホームページの連絡先メールやFacebookメッセンジャーを活用し、お会いしてお話ししたい旨を連絡。アポイントのお時間をいただきました。

 

 いざ、熊野市議の事務所へ

 

 先日Twitter上で協力してくださるとお声掛けくださったサイボウズの野水さんが、お仕事で金沢にいらっしゃるタイミングと調整し、2人で熊野さんの事務所に訪問させていただきました。

 ちなみに熊野さんはこのような方です。

kumanomorio.com

 

 さっそく熊野さんから児童相談所の現状や、これまでの児童虐待への取り組みを伺い、金沢市や石川県内の児童虐待の現状について意見交換させていただきました。

 (ちなみに熊野さん曰く、児童虐待については他の市議の方も全く関心がないわけではなく、たまたまブログに書いたのが僕だけだったんだと思いますよ、とのこと。よかった。。ぜひ党や会派を超えて子どもたちのために取り組んでいただきたいです…)

 

 私たちからも、『なくそう!子どもの虐待プロジェクト』に記載の児童虐待八策(とくに「(5)児童相談所間でケースを共有できるITシステムを導入・推進してください」)について、なぜFAXやメーリングリストではだめなのか、といった点でお話をしました。

(ほかにも、タスクや書類が属人化してしまうことで業務シェアができないリスク、ブラックな労働環境に居続けることで職員の離職を招いてしまうこと、情報連携をスムーズに行うことによって本当に注力すべき業務に時間を割いてほしいことなどもお話ししました)

 

 他にも、虐待問題へのIT技術導入の分野では、AI(人工知能)によって虐待リスクを判定する技術開発が進んでいること、子ども食堂だけではアプローチしきれない子どもの貧困対策としての「子ども宅食」についても紹介させていただきました。

 

 最後には熊野市議からも「次回の議会でも質問を出します」とのお話をいただき、事務所を後にしました。

 

 

いつも頭の片隅に置いておくこと。そして、できることから1つずつやってみること。

 

 いままでこのように議員さんにアプローチをしたことも全くない私でしたが、今回は一緒に訪問してくださる方もいたことで勇気をもらい、アクションを起こすことが出来ました。

 

 とはいえ、まだ何かが変わったわけでも、だれか一人救われたわけでもありません。

 

 この問題について継続的に考え、常に自分には何ができるか頭の片隅においておくこと、出来そうなことがあったら取り組んでみること。

 児童虐待防止という、あまりにも大きくてどこから手を付けたらよいのかわからないようなものだからこそ、この問題を見つめ、小さくてもアクションを起こせる人が多くいることが重要なのかなと思っています。

 

 「自分の選挙区で児童虐待に取り組んでいる議員さんはだれか調べてみる」

 「それが分かったら発信してみる」

 「児童養護施設について調べてみる」

 「ボランティアや寄付で協力できないか聞いてみる」

 などなど、小さくてもできることはたくさんあります。

  私も今回の市議さん訪問にとどまらず、できることを模索していきたいと思います。

 

 

 ということで、今回は、児童虐待防止のために自分がやってみたことをお伝えしました。

 

 参考になったかどうかわかりませんが、この記事を読んだ方が、小さくてもいいので、児童虐待防止のためにできそうなことにアクションしてくださると嬉しいなーと思います。

 

 

 ではでは、本日はこの辺で!

リモートワークは社員のため(だけ)ならず。

 ども~。だーすです。

 

 先日リモートワークに関する取材を受けまして、その時に考えたことを書きます。

(ありがたいことに、リモートワーク関連でお話をさせていただく機会がちょこちょこありまして、今回の取材で4~5回目くらいでした。)

 

 毎回、「リモートワークを始めた経緯」や「リモートワークのメリット・デメリット」や「リモートワークで不便はないのか」といったことを聞かれるのですが、今回はその部分は割愛いたします。

 (詳しくはフローレンスの記事にありますので、こちらで。。)

florence.or.jp

 

 リモートワークって、よく最近ネットニュースなどでもよく話題に上がっているのですが、基本的に目線は「リモートワークをする人(したい人)」と「その上司」が多い気がします。

(要は、リモートワークってサボっちゃわない?とか、どうやって労務管理するの?とか、会社にいないと評価しにくいよね?とか、アウトプットが大事!とか)

 

 このエントリではちょっと観点を変えたいと思います。

 リモートワークは誰のためにあるのか、という点です。

 

リモートワークは誰のためにある?

 

 リモートワークの恩恵を受けるのは誰で、その恩恵はどんなものか、というのを考えてみます。

 

 まずリモートワークをする社員本人。

 こちらは言わずもがな、「働きやすさ」という恩恵があります。

 育児中や「終日休むほどじゃないんだよな、家で仕事できたらな~」という時、半日の在宅勤務(リモートワーク)が認められれば、時間を有効に使うことができます。

 介護中の方も同様に、遠方に住む親の介護が必要になったとき、施設の入居手続きなどで帰省の回数が増えると聞いたことがあります。そういったときにも、リモートワークで仕事ができたら、家庭と仕事を両立しやすくなります。

 

 次に企業。

 職場にリモートワーカーがいると、情報共有に工夫が必要です。

 オンライン上で確認できるよう、グループウェアを導入したり、リモートでも仕事ができるよう、クラウド上でデータ管理したり。

 最初は「リモートワークしたい人のためにそんなに投資するの?」みたいな意見もあるかもしれませんが、育児や介護以外にも、働き方や労働時間に制約が出ることは珍しくありません。

 いつも残業しまくっていた人が、足を骨折して、通勤が困難になることだってあります。普段は問題なく通勤で来ていても、台風が来たり大雪が降ることもあります。

 そんなとき、環境が整っていればリモートワークに切り替えることができます。

 始まりは一人のリモートワーカーのためかもしれませんが、ひいては自分のためにもなります。

 また、最近ではオフィスのフリーアドレス化も進んでいます。リモートワークOKの会社であれば、社員全員分の座席を用意する必要はなく、その分フロア面積が狭いオフィスを借りる、といったコストカットも可能です。

 

 でも、リモートワークの恩恵を受けるのは、リモートワーカー社員とその企業だけでしょうか。

 

 私はリモートワーカーを取り巻くすべての人だと思います。

 家族だけではなく、ご近所さんなど地域の人もです。

 

 これを感じたのは大雪の日でした。

 

私たちが本当にやるべき仕事とは?

 

 2月の大雪の時、多くの会社員の方々は企業人としての務めを果たすべく、必死に自宅のまわりの雪かきをし、車を掘り出し、轍にはまりながら、渋滞の一員になりながら、出勤し、会社の駐車場の雪かきをし、何とか車を停め、会社の入り口までまた雪かきをし、みんな出社できるのかできないのかよくわからない状況の中、仕事をしていました。

 なんとかかんとか出社した人たちが「いやー、もう家の前こんなに積もっててさ」と話している間にも深々と雪は降り積もり、「やばい、雪で帰れなくなるからもう帰ろう」と、仕事をしたんだかしていないんだかよくわからない日々を過ごしていました。

 

 そうこうしているうちに、ご近所の老人たちは腰を痛めながら自宅のまわりを雪かきして疲労骨折したり、屋根の雪下ろしで転落事故が起きたりしているのです。

 子どもたちが学校に行くのに、歩道が雪で埋まっているがゆえに、雪のない車道を歩いているのです。

 

 その様子をニュースなどで見るにつけ、私が本当にしなければならない仕事ってなんなんだろう、と、もどかしく思いました。

 

 私たちは会社員であるまえに「社会人」なはずです。

 社会のために動くべきときに、役目を果たせていたでしょうか。

 

 働き方の選択肢がある、というのは、社員の働きやすさに直結します。

 働きやすさを手に入れた社員は、地域のためにも力を発揮していってほしいし、企業側もそれを促進していってほしいと思います。企業側が、自社の利益だけではなく、社員とその地域のことを思えば、もっと社員の働かせ方については思慮があってよいのでは…と思うのです。

 

 ということで、話がリモートワークからそれつつありますが。。。

 

 私もリモートワーカーという点を生かして、もっと地域のために働こうと思います。(もちろん本業きっちりこなしてナンボです)

 

 ではでは。今日はこの辺で!

 

超文系事務スタッフがシステム導入して学んだ3つのこと

どもども、だーすです。

金沢在住ですが、週4日東京の仕事を在宅で行い、週1日は金沢の会社で働くという生活をしています。(この働き方についての詳細は下記エントリにて)

suda-12.hatenablog.com

 

さて、今日は週1で働いている金沢の会社で行いました、システム導入の話です。

 

 

スプレッドシート!システム導入までの道のり

現在、私は金沢の宿泊事業者「こみんぐる」で週1日働いています。

金沢にある空き家や町家をリノベーションし、ゲストハウスや1棟貸の宿として提供しています。

ここで働き始めた当初、宿泊予約の管理はGoogleスプレッドシートで行われていました。

 

スプレッドシート、便利ですよねー。

クラウドExcelって感じで、ほかのスタッフとも簡単に共有できるし、同時編集できるし、表計算できるし。

なのですが、宿泊予約サイトの管理システム(サイトコントローラー)からのデータの入れ込みに、それなりの管理工数がかかっている様子でした。

 

それを見て、これからの事業展開やスタッフの増加を考えると、早急にシステム導入が必要に思われ、経営陣に相談。

スプレッドシートでの管理に限界を感じていたということもあり、早々にシステム導入が決まりました。

 

 

どのシステムを入れるか?ーシステム選定

 

今回必要なのは、各宿泊予約サイト(楽天とか、じゃらんとか、Booking.comとか)を取りまとめているサイトコントローラーからのデータを入れ込み、社内での予約管理・顧客管理に利用する、CRM(っぽい)システムです。

CRMシステムを導入しよう!というよりは、「予約データが管理できて顧客情報が蓄積ができて、あと業務報告も一緒にやりたい」みたいなスタートだったので、CRMっぽい、としました。。。)

 

候補として挙がったのは2つ。

株式会社サイボウズの「kintone」と

kintone.cybozu.co.jp

株式会社陣屋の「陣屋コネクト」。

www.jinya-connect.com

 

私&こみんぐる観点からこの2つのシステムを見たときのメリット・デメリットです。

 

【◎kintoneメリット】

・kintoneはフローレンスでもフル活用していることから、使用のイメージが湧きやすい。

・自分たちで好きなアプリを作ることができるので、必要な機能(一覧表やグラフ)をどんどん自分たちで作っていくことができる。

 

【▲kintoneデメリット】

・宿泊事業に特化しているわけではないので、自分たちでイチから構築していく必要がある(ちなみにこみんぐるにシステムの専門家はいない)。

・メール(メールワイズ)やスケジューラー(Garoon)との連携はすべてオプションであり、都度都度課金が発生する。

・kintoneだけでは不足する機能についてはプラグインを入れる必要があり、これもまた課金が発生する。

 

【◎陣屋コネクトメリット】

Salesforceで作られており、かつ、宿泊事業に特化しているため、ゴリゴリにCRM。顧客管理の観点では困ることなさそう。

・導入前後のサポートも手厚い。

・現役の宿泊事業者が自前で作っているので、宿泊事業者あるあるをスピード感をもって解決していっている

 

【▲陣屋コネクトデメリット】

・初期導入費用が高額(こみんぐるでは一棟貸の宿を複数展開しているが、初期設定費用が各施設ごとにかかり、初期投資で100万超える…)。

・システム内容が一般的な宿泊施設(何十室と部屋があり、食事の提供もある、など)向けなので、こみんぐるにはちょっとオーバースペック。

 

……ということで、宿泊事業に特化した陣屋コネクトにはひかれつつも、お財布事情・スペックも鑑み、まずはkintoneを自前で構築することにしました。

 

ちなみにkintoneといえばこの広告でおなじみ。

f:id:suda-12:20180523102513j:plain

 

kintone開発期間でぶち当たる壁・壁・壁!

 

開発期間は2か月ほど。

最初に作るのは「予約管理」と「顧客管理」のアプリ2本です。

たった2本、されど2本。

システムに詳しい方ならあっという間に作れるものだと思うのですが、サイトコントローラーからダウンロードしたCSVをきれいに入れ込むためには、マスタの設定をしたり、オペレーションの見直しをしたり、項目を追加・修正したり…。

 

たびたびのエラーメッセージに心が折れそうになりました。が!

 

そんな時に「手伝うよ~」と軽いノリで助け舟を出してくれた人がいます。

フローレンスのシステム担当で、hug-luma代表の二河等さんです。

 

「こういうことをやりたいんだけど、kintoneでどうやったらできるかね?」みたいな緩い相談ベースでもいろいろ教えてくれて、夜な夜なシステム開発mtg(Web会議)に付き合ってくれて…感謝しかないです。(この場を借りて篤く御礼申し上げます、ありがとーーーーう!!!)

 

試行錯誤とエラーのつぶしこみ、スプレッドシートにある情報との整合チェックを経て、先日無事に導入スタートとなりました。

 

 

システム導入して学んだこと

 

今回、自分がシステムを入れる側の立場になってみて、いろいろ気づくことがありました。

1つめは、システム担当者の思慮の範囲が深いということ。

普段、新しいシステムが入ってもつつがなく業務が進む裏には、いかにシステム担当者が「使う人が困らないように」「マニュアルを整えて」「必要なら説明会もやって」「困ったときにはいつでも聞いて」ということを考えてくれているのかがあるんだなと感じました。

(で、思わずツイートしたよね)

当事者になったからこそ、わかったことでした。

(本職の方はお茶の子さいさいな話だと思うんですが、システム導入の片鱗を見ただけでもうシステム担当の方には頭が上がりません)

 

2つめは、システム開発者任せにせず、実際のオペレーションがわかっている人がいかにシステム開発者と伴走し、業務とシステムをマッチングさせていくことが大事、ということ。

私もこみんぐるに入ったばかりで、オペレーションがわかりきっていない中での開発となったので(もちろん私のヒアリング力不足が結構な原因だったりするんですが)、こみんぐるの代表の林佳奈さんが一緒にあーでもない・こーでもないと開発の伴走をしてくださったのは非ッ常ーに助かりました。

システムを入れる中で、これまで出来ていたことが出来なくなったり、と業務の見直しが必要なシーンも多々あったのですが、そこはもうバッサバッサと、要/不要をスピード感ある判断で前に進めることが出来ました。

 

3つめは、データベースを作るにあたってのそもそもの考え方を持っていると持っていないとではデータの活用範囲が変わる、ということ。これは二河さんからの指導の中で学びました。

「氏名」で取り込むのではなく、「姓」「名」で分けて登録し、関数で「姓」+「名」にしたほうがエラーが少ないよ、とか、通し番号があると管理しやすいよとか、データの重複が発生しないようにする工夫とかですね。

どういう項目に分けておくとデータの活用がしやすいのかを考えて項目を用意をすべきだし、特になにも考えずに作った項目って意外と活用しづらかったりします。

何のためにこの項目を設けるのか、どうやったらあとから活用しやすいのかを意識して項目を用意するべし、と脳みそに叩き込んだのでした。

 

ということで、

「いかに人的エラーを防ぎ、活用できるデータにするか」

「いかに実際のオペレーションを把握している人が、動作・動線に不自由のない設計にするか」

「実際に使う人がどれだけ一緒に作りこむか」

が導入後のシステム活用・データ活用につながっていくのかな、というのが今回の3つの学びでした。

 

これからのシステム導入ってどうなる?

 

ここからは一個人的な考えですが、これからのシステム導入ってどうなるのかを考えてみました。

今回、感じたのは(kintoneという、「自分でカスタマイズしてナンボ」なものを導入したこともあったので、よりそう感じているのですが)システム導入にあたって、最初から販売店にお願いして作ってもらう時代ではなくなってきているのかな、ということです。

いろいろなシステムやアプリが出てきていて、まず簡単なものであれば、システムに詳しくない人であってもシステム環境を用意することができるようになっています。

 

1.まずは簡単なもの、費用が掛からないものでやってみる。

2.そのあと、より高度な技術が必要になったらシステムに詳しい人に聞いてみる。

3.その人でも解決できないようなことならより高度なシステム導入を検討する。

…みたいなステップが、とくにスタートアップ企業には必要なんだろうなと感じています。

 

ちなみに、2のステップ内にある「気軽に相談できるシステムに詳しい人」というのが意外と見つからないんですよねー。

 

1と3の間に入ってくれるシステムエンジニアさんとか、結構貴重な存在だと思います。(スタートアップ企業とベンダーさんとの間を取り持つ仲介者というか、通訳者みたいな存在です)

 

とくに都会ではそもそもの人口が多いので、そういう人と知り合う機会は多いのですが、地方都市にはそういう存在と知り合うきっかけがマジで少ない…。

 

システムに限らず、広報戦略や人材獲得戦略や人材育成についてのプロ知識を持った人と出会う場が足りないと感じています。ここを何とかしたいなというのは個人的な課題です。

 

 

 

ということで、長くなりましたが、今回はこの辺で!

 

 

危機感がゆえに始めた「複業」

だいぶご無沙汰しています、だーすです。

実はひっそりと2018年の4月から働き方を少し変えました。

週4日フローレンスでリモートワーク、週1日金沢でリアルな現場で働く、という組み合わせです。

ということで、今日は「複業」の話です。

 

 

◆きっかけは「危機感」からだった

普段は東京のNPO法人フローレンスの仕事をリモートワーク で行っています。

朝起きて、PCの前に座り、ネットに繋ぐと、すぐ東京の仲間たちと仕事をスタートすることができます。

通勤はありません。ランチは基本一人です。

会話が必要なときはチャットや電話やビデオ会議を使います。

ものすごく集中できる環境で仕事ができます。

(「なんかもうこれだけでムリ」という方もいるかもしれませんが、私の性格的には大丈夫です。残業なく、サクサク仕事が進むのでとても良いです。笑)

東京の仲間とは雑談もするし、やり取りの中で声を出して笑うこともあります。

リモートワークという働き方に、不満はありませんでした。

 

そんなある日、夫と話していてこの働き方に「危機」を感じました。

 

金沢の企業に勤める夫は当然ながら毎日オフィスに出勤し、仕事中に車移動をし、社外の人と会い、という生活をしているので、いろんな金沢の話を知っているんですよね。

「◎◎でランチ食べたらうまかった」

「今度■■ってイベントに行きたいんだけど」

「〇〇さんって人と知り合ってすごい意気投合した」

という夫の様子を見て、思ったのです。

 

「私このままだと家にいてばっかりになって、金沢のことを何も知ることができない、人脈が広がらない!」と。

 

また、金沢でフローレンスの仕事をしているのに、フローレンスのことを知ってもらう場すらない、ということも、フローレンスにとって良くないのではと思いました。

 

◆金沢を知るには?人のつながりを得るには?

それからというものの、自分の今の状況を脱するには何が一番良いのか、悶々と考えました。

単に金沢を知るだけであれば、日々外でランチしたり、散歩したり、遊びに行ったり、それだけで自分の知識としては増やすことができます。

でも、そこからお店の人と深くつながったり、新しいことをしようと思った時に一緒に動ける仲間を作るには、それだけでは足りない。

そういうつながりは「仕事」を通して得るのが一番いいんじゃないかという思いに至りました。

 

 

ということで、いろいろな検索や情報収集を経て、出会った企業が、金沢でゲストハウスや一棟貸しの宿を経営をしている「(株)こみんぐる」さんです。

 

出会ったきっかけのWantedlyの記事を貼っておきます。

(こちらでの募集はストップしていますが、現在もスタッフは募集中です)

 

週1日程度という少ないコミットなので、何ができるかを相互に模索した結果、現在は宿泊施設経営のバックオフィス業務を担当させていただいています。

 

 

また、こみんぐるさんでの働き方を模索している間にも、「もっと『伝わる文面』を書けるようになりたい、自分の考えを発信する力をつけたい」という思いから、単発のライタースクールにも行きました。(reallocalというメディアを主宰している安田洋平さんのライタースクールです。)

 

 

このスクールの受講をきっかけに、reallocal金沢での執筆機会もいただくことができました。

(まだまだひよっこなのでこれから精進します)

 

ということで、現在はフローレンスの仕事のほかに、こみんぐるさんでのバックオフィス業務、reallocal金沢でのライター業務という複業をしています。

 

◆お金目的ではなく、「自分の何を伸ばしたいのか」をもとにした複業

今回のこういった働き方の見直しにあたって考えたことは「自分は何を伸ばしたいのか」ということでした。

(何が足りないか、を考えると、あれもできないしこれもできないし…とどんどん二の足を踏んで前に進めないタイプです、私)

 

「金沢に対する知見を深めたい」

「金沢での人脈を広げたい」

「フローレンスの事業を金沢の人にも知ってほしい」

 

といったところから考えはスタートしましたが、仕事につなげていこうとしたあたりで、

 

「これまでのスキルを応用して何かできないだろうか」

「これの目標を達成するには何をすると近づけるのだろうか」

 

みたいなことを考えるようになり、結果、複業になっていた、という感じです。

 

そして、いざ複業状態で始めてみると、「そんなことが?」ということが(今の職場では活きなくても)他の場所で輝く可能性は存分にあるんだと、気づきました。

 

「副業解禁」がブームの昨今ですが、副業として働きたい人を採用をしている会社はまだ多くはありません。

でも、企業で培われたスキルを求めている「場所」は世の中にたくさんあります。

「場所」は会社だけではありません。町内会のような地域活動や保護者会・PTAなどもそういうスキルを活かせる「場所」だと思います。

 

自分にはどんな強みがあるのか。

自分は何のスキルを伸ばしていきたいのか。

何を結び付けていきたいのか。

 

といったかんじに、「強みを認識し、それを言語化しておくこと」、「強みを生かせる場所がないか、アンテナを高く張っていること」が、複業への第一歩なのかなと感じています。

 

なんだか長いつぶやきみたいになってしまいましたが、今日はこの辺で。。

メディア掲載履歴(2017年度)

2017年度に取材いただいた記事、自分で書いた記事をまとめています。(随時更新)

 

取材いただきました

■働き方メディアFledge

2017.11.17

リモートワークについて取材いただきました!

fledge.jp

 

金沢市移住ポータルサイト

移住者インタビューが掲載されています。

移住の経緯や働き方についても語っております。

www.kanazawa-iju.jp

記事を書きました

■フローレンスNEWS

2018.2.19

職場のオウンドメディアにてロボット出社について記事にしました。

(ちなみにいまは「Double」での出社は行っていません)

florence.or.jp

 

今年の大雪から「働き方」や「ルール」を見直そう

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どうも、金沢在住のだーすです。

この冬、北陸地方は酷い雪に悩まされました。

 

例年の6倍もの積雪量だったそうで、金沢では平成の積雪記録更新まであと1㎝というところまで積もりました。

 

街じゅうが、「仕事どころではない、雪かきが仕事だ」という状況で、体を痛めた人も多かったのではないでしょうか。

 

子どもの頃は、大雪が降るとその非日常感にワクワクしたものですが…。

しかし、大人になった今、仕事や家庭に多大な影響を及ぼす大雪に結構苦しめられます…。

特に今回の大雪は、非常時への対応力を試されているかのような日々でした。苦笑

 

 

 

さて。

そんな、大雪対応が落ち着いたら、特にオフィスワークの方には考えていただきたいのが「災害レベルの気象状況に、今後どう対応するのか?」ということです。

 

 

大雪のあの日々を振り返ろう

今回の大雪、事前に天気予報でも声高に「平野部でも60~80㎝の積雪が予想される」「不要不急の外出は避けるように」といったアナウンスがありました。

 

 

ですが、どんなに雪が降ろうとも、多くの社会人が、通常通り出勤せねばと、一生懸命だったと思います。

 

でも今回は

「そもそも車出せないから出社できない」

という次元まで降り積もりました。

 

それも1日だけではなく、2~3日家から出られないとか。

通勤途中に何度もスタックしたとか。

もうとにかく 日常生活が成り立たないレベルでした。

 

しかし、

「いやー、こういう大雪の日は人の優しさが身にしみるよね。見知らぬ人に車押してもらってなんとか出社したわ」

といった声も聞かれます。

 

もちろん、そういう助け合いは重要だし、そういう状況で助け合わない方がムリな話だと思うのですが、ただ、冷静に考えてみてほしいんです。

「そうまでして出社する必要あったん?」

と。

 

雪に慣れている地方だからこそ、雪ぐらいで会社を休みにすることなんてできない、といった気持ちになるのもわかります。

でも、今回、仕事らしい仕事をできた人はどれくらいいたのでしょうか?

仕事に使える可処分時間は、一体どれだけだったのでしょうか?

家から出られなくて仕事に来れなかった人は欠勤(あるいは有給休暇)扱いで、ヒィヒィ言いながら出社して、でもほとんど仕事にならなかった人は出勤扱いになるのでしょうか?

 

……なんか、おかしくない…?

 

『非常時』と判断するルールはあるか??

真面目な社会人たちが大雪でも頑張って出社した理由のひとつに、「非常時であると判断するルールがなく、指示もなかったので通常通りやるしかなかった」というのがあったと思います。

 

ということで、今回に学んで、非常時の働き方のルール、制度などを整えることをおすすめします。

非常時のルールや制度の作り方。

ここは雪に不慣れな東京に学びます。

 

weathernews.jp

business.nikkeibp.co.jp ※こちらは2016年の記事です

 

今年の冬、東京でも積雪があり、企業によって様々な対応が取られました。

気象庁が発表する予報で、東京都心に5㎝以上の積雪予報が出たら在宅勤務を推奨する」

「大雪警報が出た時点で帰宅命令を出す」

といった感じです。

私の務めるフローレンスでも、

「(積雪5㎝以上の予報が出ると電車に遅れが発生するため)病児保育の開始時間を9:00以降に遅らせる」などのルールがあります。

 

こういった異常気象時に、これまでは場当たり的に対応してきたのであれば尚更、ルールを明文化してみるといいと思います。

そして、1つルールができれば、大雪だけではなく、台風などにも応用が可能です。

 

自社だけではなく、社会のためにもルールを作ろう 

「いや、でも、うちだけそんなルール作っても、お客様との約束もあるし…」という声も上がりそうなので、もう一つ言っておくと、こういったルール作りは自社のためだけではありません。

 

社会のためです。

 

例えばA社が「私たちは大雪などの異常気象時は在宅勤務を推奨します。ご理解ください」というルールを作り、打ち出します。

するとA社の子会社のB社も「では我が社も…」と足並みを揃えるかもしれません。(良い施策は他社にも波及していきます)

 

A社の社員は異常気象時に無理して出社しなくても良くなったので、社員は在宅で仕事をします。

いつもは車で出勤していますが、渋滞に巻き込まれることも、事故を起こす可能性も下がります。(何より渋滞原因の一員になっていません)

在宅勤務では仕事に割ける可処分時間が増えるので、集中して仕事を進めることができます。

 

当然、A社の社員は地域の住民でもあるので、近隣で困っている高齢者の方のヘルプをすることができます。

在宅勤務中は子どもを保育園に預けていますが、お迎えも早く行けるので、保育士さんも助かります。

 

A社がルールを定め、それを世間に周知し、社員がそれを守ることで、これだけ社会に還元することが出来ます。

これって結構大きなことではないでしょうか?

 

※実際に、東京の積雪時に在宅勤務ができた人たちの声が下記にまとまっていたので載せておきます。

togetter.com

 

 

……と、いうことで。

 

 

今回雪に悩まされた社会人の皆さんは、ただ単に、

「いやー、今年の雪、まじで大変やったね!」

と言うにとどまらず、今後の対策として、働き方やオフィスルールの見直しをしていただければと思います。

 

 

そいではまた!

地方こそWEB会議ガンガンやってほしい件

だいーーーぶ前ですが、こんなツイートをしました。

 

と、いうことで、今回は地方×WEB会議の可能性について、考えてみました。

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よくリモート飲み会で使用するWEB会議サービス「Appear.in」。任意のURLを発行して、そこにアクセスすればすぐに会議を始められる。



「それってほんとに行く必要あるの?」

と、突っ込みたくなるような打ち合わせや約束、周りでもありませんか。

以前、Aさん(金沢市内の企業にお勤め)と話していて、ぶったまげたことがありました。

 

Aさん(以下、A)「今日はこれからアンケート結果を取りに能登まで行くんですよ」

私「え、能登って、金沢から2時間くらいかかるじゃないですか。それって絶対今日取りに行かないといけないんですか?」

A「いえ…」

私「それ「宅急便か郵便で送って」って言うのはだめなんですか?」

A「うーん、そうしたいんですけど、先方が「宅急便とかだと何かあっても困るから…手渡しで」って感じなんですよ」

私「え?…え??……え???宅急便のほうが追跡も出来るし良くないですか?

しかも今日めちゃめちゃ天気悪いし...…(道中に使う)のと里山海道って事故多いので有名だし、こういう日は長距離運転避けたほうが事故のリスクないんじゃ……?」

 A「そうなんですけどね…でも前の担当者は、毎回わざわざ受け取りに行ってたんですよ」

私「うーん…。そもそもそのアンケート、紙である必要あったんですか、もっとWEBフォームとか使えばいいのに…紙のアンケートでこれからExcelに打ち込んで集計するんですよね?」

A「そうそう、手集計です」

私「(ひえぇぇぇぇぇぇ…)」

 

 

金沢~能登の往復4時間、車で行く、アンケート取りに行くためだけに…。

いや、今思い出しただけでも震える…。

 

まだ電車だったら、ノートPCがあれば電車内で仕事もできるんですが、自分が運転するとなったら本当になにもできません。

なんて生産性が低いんだ…と衝撃を受けました。

でも、そんな話は珍しくないようです。

特に車社会の地方では。

 

 

「会って話すほどのこと」?

とはいえ、別に全部の打ち合わせで「対面でやるなんて意味ない」と言いたいのではありません。

対面コミュニケーションがいい場面もいっぱいあります。

 

「商談で初めて会う」

「納品後の商品の状況を見る」

「サンプルなど実物を見せたい」

中途採用の面接だ」

など、Face to Faceだからこそ、「分かるもの」「感じること」があるでしょう。

 

でも、絶対対面じゃなきゃだめだ、ということもないはずです。

(面接や採用説明会をSkypeなどで行う企業はたくさんあります)

 

AさんがBさんの拠点に赴く。

それは「Aさんが時間をかけてBさんに会いに行く」ということです。

Bさんにとっては、「Aさんが時間かけて会いに来る」ということです。

もっと言うなら、「Aさんの1日8時間という就業時間のうちの2分の1である4時間をかけて会いに来る」ということです。

 

たとえ、"顧客と取引先"の関係だったとしても、本当にAさんの時間をもらうほどのことなのか、Bさんは考えているでしょうか。

(多分考えていないから「往復4時間かけてアンケート取りに来て」って言えるんですよね…)

 

「会いにも来ないやつと仕事はできない」

 なんてことを言う人は、直接会わなくてもできることと、直接会ったほうがいいものの区別がついていないように感じます。

 

昔は交通費、今は人件費と連動するWEB会議

昔はWEB会議というよりは、「テレビ会議」というネーミングで、そういうのは『海外拠点がある企業が導入しているもの』、そして『高価なもの』という感覚だったかと思います。

頻繁に現地に赴いていたら飛行機代だけでとんでもないお金がかかるので、テレビ会議は通信費が高くついても飛行機代よりはマシ、ということで、重宝されていたことでしょう。

しかしいまや、テレビ会議は進化を遂げ、「インターネット環境さえあれば無料で出来るもの」になりました。

そうなった今、比較すべきは飛行機代などの出張交通費ではありません。

働く人の労働時間、すなわち人件費です。

 

往復4時間かけてアンケートを取りに行き、運転していた時間分を補うべく、4時間残業していたら、もう何をしているやら……という感じです。

Aさんにとっては「1日8時間のなかで何をすべきか」を考えたら。

Bさんにとっては「Aさんにもっと効率よく働いてもらうにはどうすべきか」を考えたら。

もっとアンケートの回収&集計という仕事のやり方は他にもあるはずです。

 

「前の人がそういうやり方をしていたから」

「会社の慣例なんですよね…」

というものは改めて見直す必要があります。

前の担当者と、あなたは別人だからです。

 

同じやり方が向いているかどうかは、再考するべきではないでしょうか。

(別に同じやり方で合ってたらそれはそれでいいと思います)

 

WEB会議を導入したら、もっと渋滞や事故は減らせるんじゃないの?

最後に。

WEB会議を導入すれば、渋滞や事故が減らせるのでは、という仮説について。

 

朝の通勤ラッシュ、夕方の帰宅ラッシュの時間はもちろんなのですが、車社会では渋滞がつきものです。

「◯時に◆◆に行かなければならない」という状況も、余裕があればいいのですが、時間が差し迫っていたりすると焦る気持ちから事故のリスクも高くなります。

長時間の運転や、悪天候の影響で事故の可能性も増します。

でもその訪問をWEB会議に置き換えられたなら、渋滞に巻き込まれることもないし、渋滞の一員になることもないし、アポの時間に間に合うように急ぐ必要もないのです。

 

時間を効率的に使えて、諸々のリスクを抱えることもない。

ありじゃないですか?WEB会議。

 

 

いままで「会ってナンボ」と思っていた打ち合わせや面接。

WEB会議に出来ないか、ぜひ地方で働く人こそ考えていただきたいです。

 

 

ということで今日はこの辺で。